ガイドワイヤーは0.025インチ全盛!

 ERCPの世界(ほかの内視鏡の世界でガイドワイヤーを気にするところはない気がするが)では最近発売されるものは,だいたい0.025インチです.

 以前は0.035インチが主流で,0.025インチは頼りない存在であったが,剛性の高いVisiGlide(オリンパス)が登場してきて変わりました(いまは VisiGlide 2).

 いまや0.025インチがスタンダードとなっています.

 何を基準に選択するか?

 ほとんど好みの問題になります.誰の好みかは施設によります.術者なのか助手なのか…

 先端形状:ストレート・アングル(一部メーカーでは先端形状が特殊なものがあります)

 剛性: スタンダード:ハード

 VisiGulide2,Endoselector,M-throughなどあります.もし何もない状態でどれかをえらぶならベースは VisiGulide2 で,それと比較して良しあしを判断することになります.やはりシェアを考えるとVisiGulide2を使ったうえで,ほかのガイドワイヤーを比較することになります.もし,各施設ですでに基本となるガイドワイヤーがあればそれとの比較になります.

 あと0.025インチといっても0.025インチ以下なだけでわずかに直径に違いがあります.これは0.035インチのガイドワイヤーでも同様ですが,そのカテゴーリーに分類されているだけで実際は0.025インチではないです.0.025インチは0.635mmですが,各ガイドワイヤーには微妙な直径差があります.VisiGulide2が細くて,RevoWaveやEndoselector,Michisugi(0.68mm)などは少し太めです.

 使っていても違いが判らないのであれば,値段で決まることになるでしょう.ガイドワイヤーは償還がつかないので安いに越したことはなりです.

ガイドワイヤーのインプレッション(当然,私見です)

VisiGulide2

 上でも述べたように,今のスタンダードと思っています.ほかの0.025インチより軟性部がシャープな気がしますので乳頭穿孔をきたしやすい.しかし,そのためか狭窄部をグサッと?突破できることがある.

Endoselector

  シャフトの手触りが多くのガイドワイヤーと異なっており,好みが分かれます.好きな人は好きです… デバイスのなかでの動きは確かにスムーズです.

M-through

 VisiGulideのコピーのような存在.ぼーっと使うと内視鏡画面でも見分けがつかないです.先端のシャープさは抑えめであるが,違いはあまりわかりません.

 0.035インチの位置づけ

 多分,以前から使っているので…,好きだから使っている…,という人がいるとは思いますがわたしはデフォルトでは今は用いていません.

 ステント留置などのさい,ガイドワイヤー・デバイスがたわんで狭窄部を通過できないときはUltra Hardのような硬いガイドワイヤーに変更する以外に0.035インチを使うことがあります. 

 たまに0.025インチのガイドワイヤーしか使えないデバイスがあるので,0.035インチを使うことがある人は必ず適合ガイドワイヤー径を確認しましょう.

 例)先端が過度にテーパーしているカテーテル(各社),StoneMaster V(オリンパ)など

 Acrobat2(Cook)なんかは0.035インチにカテゴライズされてはいますが,実際は少し細くなっているため0.025インチに近い使用感で剛性を保てているのか,どっちつかずなのか,これから試してみようと思います.

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました