多くの施設では内視鏡の録画装置は内視鏡台に設置されていると思います.
もちろん,内視鏡台とは別のところまでケーブルを引っ張って録画している施設もあるでしょうが,少数派でしょう.
内視鏡台に設置している録画装置は,内視鏡台にある電源からとることは避けたほうが良いと考えています.内視鏡台には電源タップがついており,内視鏡装置はそこから電源をとり,内視鏡台にある主電源をオン・オフすることで最終的な電源の操作をすることになります.
ただ録画装置はときどき中のデータを抜く必要がありますが,内視鏡ユニットの主電源をオンにすることが無駄です.いろんな装置がactiveになります.
さらにTEACのUR-4MDはデータのコピーに非常に時間がかかるため放置していると看護師さんが「親切に」主電源を落としてくれることがあります.録画装置のデータコピーが目立たないため,コピー中に内視鏡台ごと電源を落とされるリスクがあります.そのため録画装置は内視鏡台の主電源の支配下にないほうが安全です.
ほとんどの看護師さんにとって録画装置はCO2装置や送水ポンプと同程度の扱いでほっておくと簡単に電源を切られてしまします.
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