大きく2つに分類されます. GW: guide wire
- 助手がGWを操作する assistant controlled WGC
- 術者がGWを操作する physician controlled WGC
ガイドワイヤー操作がすべて
GWを優しくつんつんして,抵抗が少ないところを探る
抵抗が大きいと,GWを進めることで,カテが押し出されて,「はねる」という現象が生じる.そのためGWを操作する者は透視画像だけではなく,内視鏡画像も見ながら,GWの操作を行う
いけそうなのに抵抗があるなぁという時には,透視下にGWを操作する.GWはカテと違いやわらかいので,(Narrow distal segment; NDS)でループを形成しながら深部へ挿入される
NDSの形を変えずに,短縮せずGWを挿入する.
大腸ファイバーの挿入に例えると
通常法 : 軸保持短縮
WGC : ループ形成 → ループ解除
無理して押し込むとループ形成,複雑化につながる

やむなくループを作ったら,解除を試みる.別にループ形成してのGWの挿入が悪ではないと考える.
Nループ

αループ


GWの硬性部のたわみは剛性があり,直線化しようとする
少しGWにトルクを加えたり,ファイバーをひねると直線化する
GWを入れていくときはカテーテルも押し込むことでpushabilityが向上するが,ループ解除の際には,カテーテルを引き,硬性部を長くする
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