内視鏡検査・治療時の録画装置は何をお使いでしょうか?
わたしのところでは
TEACの UR-4MD を使用しております.
同機をお持ちの施設も多いかと思いますが,いまだにテレビ録画で用いるHDD(DVD)レコーダーを使ったり,オリンパスやソニーからの録画機器をお使いの施設もあることでしょう?
もともと東芝のHDDレコーダーであるVardiaで録画していましたが,さすがに古くなってきたためTEACのUR-4MDを導入しました.
UR-4MDのなにがいいのか?
利点は何といって安価であることに尽きます.
安価とはいえ40万ほどしますが,オリンパスなどの100万,200万の機器と比較すれば破格です.内視鏡機器の更新時に付属品として申請しても通るぐらいのお値段です.
それで 1920×1080 のフルハイビジョンの録画が可能なSDI入力を有しております.
しかし満足しているわけではありません.
問題点
ファイルサイズが最大4GBに制限される
フォーマット形式がNTFSではなくFAT32を用いているため,いまどきのポータブルHDDはフォーマットしなおさなくてはなりません.動画以外では4GBを超えるファイルを扱うことはないでしょうが,ほかの機器で撮影して4GBを超える動画ファイルがFAT32でフォーマットされたHDDでは扱えません(コピーができません)
コピーした動画を見るときも4㎇ごとに分けられたファイルを順番に見ていくことになります.
参考 30分/4GB
ファイルの削除がひとつずつ
録画した動画ファイルをHDDへ移動させる際に,コピーは「一つずつ」ないしは「全部」の選択ができます.これと,あれと,それといったファイルをいくつか選んでのコピーはできません.
まー,「一括コピー」できればいいのですが,削除が一括でできません.さらにファームウエアが古いものは削除すらできません(新しいものを録画していくと容量がいっぱいになると最も古いものがけされる,ところてん方式です).そのため,一括でコピーした後,ひとつずつファイルを削除する必要があります.なぜこのような仕様になっているのかまったく意味不明です.早急に改善をしてもらいたいものです.
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