ERCPでのカニュレーション困難例に対するバリエーションとしてEPST(transpancreatic precut)があります.通常は膵管ガイドワイヤー法でうまくいかなかった場合に用いられます.
- 共通管を短くする
- 見上げの角度を作りやすくする (膵管の左上を狙いやすくする)

Freehandのプレカットは上級者向けですが,膵管にガイドワイヤーをいれて切り上げるEPST (transpancreatic precut)はESTができれば,可能な手技ですので膵管ガイドワイヤー法の次の手として習得してください.
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